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記事1 「夢21」2006年新年号掲載  太陽クリニック院長  佐藤俊夫著 



発酵させたニンニク「黒ニンニク」は抗酸化力絶大で、

                 
食べて1時間で血液はサラサラで驚異的


                   

                 通常のニンニク(左)と熟成発酵黒ニンニク(右)



世界中が注目するニンニクの薬効

ニンニクは、世界じゅうが注目する薬効豊かな優れた食品です。ニンニクは米国の国立ガン研究所がガン予防食のトップに位置づけて推奨しているほか、心臓病や脳卒中など生活習慣病の優れた予防食としても、大きな期待を集めています。
ニンニクは、中央アジアや北アフリカが原産のユリ科ネギ属の多年草で、何千年も前から世界各地で病気の治療や予防に活用されてきました。
古代エジプトのピラミッド建設に従事した労働者は、支給されたニンニクを食べていたので重労働に耐えられたという記録があります。また、中世のヨーロッパでは、大流行した結核やペストの予防にニンニクが用いられ、大きな効果を上げたといわれます。
日本には、2000年ほど前に伝わり、熱冷ましやカゼ治療薬として利用されたという記録があります。
では、ニンニクのどのような成分が、病気予防に効果を発揮しているのでしょうか。
ニンニクの主な成分
と働きをみてみましょう。

●アリシン
 抗菌・殺菌作用に優れ、血液中の血小板の凝集を抑えるため、血栓(血の塊)を予防します。
●アリチアミン
 疲労回復に効果のある成分で、糖質を分解し、血糖値を下げる働きがあります。
●スコルジニン
 疲労回復や体力増強のほか、新陳代謝(古いものと新しいものとの入れ替わり)を高めます。
●有機セレニウム化合物ガンや生活習慣病に深くかかわっている活性酸素(酸化作用の強い
 酸素の害を防ぎ
ます。

さらに、最近、アリシンに熱を加えることで生成されるアホエンという成分にも、優れた薬効があることが明らかになってきました。
ニンニクの薬効についての研究は、今後ますます進められて深まり、新たな薬効が明らかになってくることが期待されています。

発酵させると刺激臭が消えて薬効がアップ

このように薬効成分が豊富なニンニクは、毎日でも食べたいもの。しかし、ニンニクは苦手という人が少なくありません。その理由として多くの人があげるのが、ニンニク特有の刺激臭です。
ニンニクは、生で食べる以外には、蒸したり揚げたり焼いたり、あるいは、みそやしょうゆに漬けり込んだりして食べるのがふつう。しかしいずれの方法も、ニンニク特有の刺激臭が残ります。
ところが、最近、ニンニクを発酵させると特有の刺激臭が消え、しかも、有効成分の働きがさらに強まることがわかってきたのです。生のニンニクには、アリインという無臭成分が含まれています。このアリインは、ニンニクを切ったり傷つけたり、すりおろしたりすることによって、その細胞が破壊されると、アリイナーゼという酵素(化学反応を助ける物質)によって、アリシンに変化します。このアリシンこそが、ニンニク特有のにおいのもとなのです。
アリシンは、脂溶性(油に溶けやすい性質)のため、胃など上部消化管にいつまでも残り、においがなかなか消えません。
しかし、アリシンは発酵すると、S−アリルシステインという水溶性(水に溶ける性質)の成分に変化し、いち早く消化・吸収されるようになります。その結果、ニンニクの刺激臭がいつまでも残ることがなくなるのです。
そればかりか、S−アリルシステインには、実にさまざまな薬効があることが、研究によって明らかになりました。
S−アリルシステインは水溶性のため、腸から速やかに吸収され、血液中に入ります。
その血中濃度
は、30分〜1時問で最高値に達し、心臓・肺・肝臓・腎臓などの主要臓器に広く
行き渡ります。
そして、血管内では活性酸素が悪玉コレステロールと結びつくのを防ぎます。
血液中の悪玉コレステロールが活性酸素と結びつくと、酸化コレステロールとなって動脈硬化(動脈の老化)を促します。S−アリルシステインは惑玉コレステロールが活性酸素と結びつくのを、強力に防ぎます。その結果、動脈硬化や心筋梗塞・脳卒中などの予防や改善に効果が期待できるのです。


薬効が強化された画期的な黒ニンニク

ふだん食べているニンニクのにおいが消え、薬効も増えるのなら、みなさんも、毎日でもニンニクを食べたくなるのではないでしょうか。
S−アリルシステインは、アリシンが発酵することにより新しく生まれる成分で、通常の生ニンニクには含まれていないものです。
ニンニクの発酵は、家庭では非常に困難(ニンニクをアルコールに1ヶ月漬ければS−アリルシステインは生成されますが、その量はごくわずかです)。そこで、ぜひおすすめしたいのが、市販の発酵ニンニクを利用することです。
最近注目されているのが、海洋深層水(太陽光が届かず汚染の少ない海水を精製したもの)にニンニクを清けてから発酵させ、さらに300時問じっくりと蒸し上げた黒ニンニク」です。
発酵させた結果、黒二ンニクは、通常のニンニクの薬効がさらに強化されていることが、研究によって明らかになったのです。
黒ニンニクは、生のニンニクより水分が多く、しつとりとした手ざわり。皮をむくと真っ黒な実が現れます。この黒い色は、発酵による酵素の影響によるもので、全く問題なく食べることができます。
黒ニンニクは、発酵させることによって、アミノ酸の含有量が大幅に増えることが、財団法人日本分析センターの検査によりわかっています。

アミノ酸は、たんばく質を構成する成分。体内に吸収されたアミノ酸は、たんばく質として再合成され、体の組織を作ったり、酵素やホルモンなどの原料になったりします。アミノ酸が不足すると、免疫(体を病気から守るしくみ)機能の低下や筋肉の衰えなどが生じます。黒ニンニクをとれば、体に必要なアミノ酸の不足を補えるというわけです。


抗酸化作用も血液サラサラ効果も抜群

黒ニンニクの優れた点はそれだけではありません。実は黒ニンニクは、通常のニンニクと比べて
抗酸
化力(酸化を防ぐ力)や血液サラサラ効果が抜群に強力であることがわかったのです。
抗酸化力については、独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構の研究所で検査を行いました。黒ニンンニクと通常のニンニクについて、抗酸化酵素のSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)の含有量を調べたのです。
結果は驚くべきものでした。黒ニンニクのSOD含有量は、通常のニンニクの10倍にも達していたのです。
つまり、黒ニンニクの抗酸化力は、通常のニンニクの10倍も高いというわけです。

血液サラサラ効果については、女性4人(20代、30代、40代、50代のそれぞれ1人ずつ)の血液の状態を、黒ニンニクを食べる前と食べた後で比較しました。
すると、四人全員の血液が、黒ニンニクを食べてわずか一時問後にサラサラになりました。また免疫力の主力となる白血球も活発になったことが、確認できたのです。
黒ニンニクは、食べると、ゼリーのように口の中でとろけ、甘ずっぱい味がします。
ニンニク特有の刺激臭もなく、果物を食べる感覚で、そのまま味わえます。そのまま食べるさいは、1日1片、あるいは朝昼晩に1片ずつを目安にしてください。また、煮物といっしょに煮込むなど、料理に活用してもいいでしょう。
最近では、アンチエイジング、つまり老化をいかに抑えるか、ということが課題といわれています。それには活性酸素の害を抑えることが重要ですが、現代人は運動不足や睡眠不足、過剰なストレスなど、活性酸素の発生する危険にさらされつづけています。
外見はもちろん、内臓の若さを保つためにも、毎日、黒ニンニクをとるようにしたらいかがで
しょうか。





@赤血球が重なって「ドロドロ状態」になっている
A赤血球の重なりがなくなり「サラサラ状態」になった




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